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投稿日 2017年3月11日
浮けを掛ける作業はふすま、屏風など表具屋では必須作業です。骨地に直接本紙を張るのではなく浮け紙を袋状に張り継いで骨地と本紙の間に空間をもたせます。今回の写真では2回浮けなので1回浮け掛けをした上にもう1回浮けを掛けました。本紙を張ってしまえば分からない作業ですがこの作業が本紙の寿命に大きくかかわります。見えない作業にこそ技術と本紙を大切にする想いが込められています。
↑ 1回目の浮け掛け
↑ 2回目の浮け掛け完了後
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