【ご案内】春季 表具まつり
投稿日 2015年3月31日
「ものの始まりなんでも堺」とあるように、貿易都市・商業都市として栄えた堺は、日本第一の文化・先進都市を誇り、なんでも堺がはじまりだというのが堺の人たちは自慢でした。技術・文化の発信地であった中世の堺で生まれた多くのものが、堺の職人・商人が全国各地に活動の場を広げるとことに伴い全国に広がっていきました。また、奈良・京都にも引けを取らない伝統を誇り、寺社仏閣もたくさんあります。
平成27年春季堺文化財特別公開は、平成27年4月3日(金)から5日(日)まで旧堺市街各地で行われます。表具師宮川芳文堂では堺春季文化財特別公開に協賛し、期間中は所有の屏風絵や掛軸を無料展示します。
主な展示品は、菅楯彦画伯の南蛮人と象図屏風、東大寺207世208世別当清水公照師の屏風絵や掛軸、元禄二己巳歳堺大繪図（複製品）などで、大阪府知事賞受賞作品、新作屏風なども展示いたします。また、掘り出し物市も同時開催です。本間二曲金屏風や掛軸などを破格値でご提供いたします。数に限りがありますので、お早い目に！！
※前回の秋季特別公開の展示風景
近隣には南宗寺や大安寺など有名寺院があり、貴重な襖絵などを公開しております。また、堺に縁のある千利休と与謝野晶子の記念館である利晶の杜も新規オープンしました。入場は無料ですので、堺観光がてらお気軽にお越しください。暖かいお茶をご用意してお待ちしています。
日程：平成27年4月3日(金)～5日(日)
時間：午前9時～午後6時迄
場所：堺市堺区南旅篭町東1－2－11 表具師 宮川芳文堂 内
（阪堺線御陵前電停より徒歩1分、南宗寺・大安寺より徒歩3分）
