和額の新調のご依頼

職人としての確かな技術と、こちらの要望に
耳を傾けてくれる誠実な姿勢。信頼できるからこそ、
すべてをお任せできるのです。
堺市中区 藤里様

職人のこだわりを持ちながらも、要望に耳を傾けてくれる誠実な姿勢に好感

宮川芳文堂のことは、どのようなきっかけで知りましたか?

インターネットで検索して知りました。
幕内最高優勝記録であった32回の優勝に並んだ横綱 白鵬関を始めとする数人の力士の手形を集めた価値あるものをきれいに額に入れてくれるお店を探していたときです。
検索していて気になる店舗が数店舗見つかったものの、表具店さんにこういった依頼をしたことがないため何を基準に選んだらいいのか検討もつきませんでした。しかし、ホームページを見て比較検討しているうちに、宮川さんは3代続けられて実績が豊富だったり、様々な賞も受賞されていたりしたので「技術は間違いなさそうだな」と思い、電話してお店に訪問させていただきました。すると、宮川さんはいくつもの見本を見せながら「こういうイメージですか?それとも、こちらですか?」と、こちらの要望を具体化するためにたくさん質問して引き出してくれました。職人としてのこだわりを持ちながらも、誠実にこちらの要望に耳を傾けてくださる宮川さんの姿勢に好感を抱き、宮川芳文堂さんに依頼することを即決したのです。

完全受注制作でも、安心して任せられる存在

最初に依頼した額は、私が経営する会社に飾るつもりだったので、会社に飾っても違和感がないように落ち着いた感じに仕立ててもらうよう要望して、イメージ通りでとても満足しました。社員からも好評で、宮川さんに依頼して良かったと思っています。
その後、3月の大阪場所で34回に優勝記録を更新したときの手形も迷わず再び宮川さんに依頼させてもらいました。この手形は、ちょうど4月21日に新しく開店する予定の飲食店の店内にぜひ飾りたいと思ったのですが、内装はまだできあがっていなかったので、イメージをお伝えしただけで宮川さんにお任せしました。今回の額を飾ろうと思っていた飲食店は、和風の落ち着いた感じではなく、洋風のきらびやかな内装だったので、力士の手形を集めた額が雰囲気に合うかどうかが最大の懸念点だったのですが、雰囲気を損なうことなく、満足できる仕上がりでした。

飲食店に来られる方の反応はいかがですか?

普通はこういう飲食店で見かけないようなものなので、「あれは何?」「これ、どうしたの?」と、ほとんどのお客様に興味を持ってもらっています。特に、白鵬関が優勝記録を更新したときの手形ということも手伝って、写真を撮って帰られる方もいるほどで、早くも「店の看板」になってくれていると思っています。

今後、宮川芳文堂に期待することがあれば教えてください。

こちらの要望をしっかりと汲み取ってくださって形にしてくださるし、スピーディーに対応してくださるので、とても信頼しています。今回のような手形だけではなく、他にも額にしてもらいたいものがあるのですが、すべて他ではあまり見かけないものなので受注制作となって手間をかけてしまいますが、これからも実績ある職人としての技術を存分に発揮してもらいたいと思っています。

宮川からのコメント

藤里様にはこれまで3度、和額の制作を発注いただきましたが、回を重ねるごとに信頼して任せていただいていると実感しています。毎回やりがいをもって取り組ませていただいていたのですが、今回は洋風なイメージの飲食店に飾るということで、職人として特に工夫のしがいがありました。今後も受注制作の機会をいただけるとのことですので、期待を越えていけるよう精進してまいります。藤里様、インタビューへのご協力ありがとうございました。